マイクロソフト「Microsoft Signature エディション」のタブレット発売！「Signature エディション」って何？

マイクロソフトから「Microsoft Signature エディション」の Windowsタブレットが発売されました。
今回「Signature エディション」として発売したタブレットは、Acer（エイサー）1機種、Lenovo（レノボ）3機種の合計4機種です。

ところで、「何、Microsoft Signature エディション」って？

■「Signature エディション」のタブレットとは？

各メーカーで販売しているWindowsタブレットには、各社独自のアプリケーションが最初からインストールされています。これが便利と思うユーザーもいれば、反対に、処理が遅くなる、動作が重たくなるといって敬遠するユーザーもいます。

「Signature エディション」のタブレットは、各メーカーで販売している対象機種から、各社独自のアプリケーションを削除し、より素早く動作するように設計されていて、スタートからシャットダウンまで、よりスピーディーに動作できるようにしたタブレットです。スリープからの立ち上げでも違いが感じられるとか。

今回発売されるのは次の4機種。マイクロソフトストアから購入できます。
＊全機種「Microsoft Office Home & Business 2013」インストール済。

Acer Iconia W4-820/FH

＊画像はamazonより
 

　エディション：Acer Iconia W4-820/FH Signature Edition Tablet
　ディスプレイ：8 インチ (HD 1280 x 800)
　OS：Windows 8.1 32bit
　CPU：Intel Atom Z3740 1.33GHz
　メモリ：2GB
　ストレージ：64GB
　価格：¥39,744 (税込)

Lenovo Miix 2 8 (59399891)

＊画像はamazonより
 

　エディション：Lenovo Miix 2 8 (59399891) Signature Edition Tablet
　ディスプレイ：8.0 インチ HD IPSパネル(800×1280ドット)
　OS：Windows 8.1 32bit
　CPU：Intel Atom Z3740 1.33GHz
　メモリ：2GB
　ストレージ：64GB
　価格：¥49,161 (税込)

Lenovo ThinkPad 8

＊画像はamazonより
 

　エディション：Lenovo ThinkPad 8 Signature Edition Tablet
　ディスプレイ：8.3型 WUXGA IPS 液晶(1920×1200)
　OS：Windows 8.1 32bit
　CPU：Intel Atom Z3770 1.46GHz
　メモリ：2GB
　ストレージ：64GB
　価格：¥53,460 (税込)

Lenovo ThinkPad 10

＊画像はLenovoより
 

　エディション：Lenovo ThinkPad 10 Signature Edition Tablet
　ディスプレイ：10.1 インチ WUXGA IPS 液晶(1920×1200)
　OS：Windows 8.1 32bit
　CPU：Intel Atom Z3795 1.59GHz
　メモリ：2GB
　ストレージ：64GB
　価格：¥71,280 (税込)

■独自のアプリケーションが動作を重たくする？

そもそも、各社独自のアプリケーションソフトウェアが最初からインストールされているから、処理が遅くなる、動作が重たくなるわけではないです。

どんなアプリケーションにしても、インストールして実行すると「リソース」といわれるハードウェアの資産を使用します。つまり、アプリケーション実行することで、CPU による制御が発生したり、メモリやストレージ（HDDやSSD）を使用したりするわけです。

たくさんのアプリケーションが実行され、リソースが目いっぱい使われるようになってくると、CPU は限られたリソースをうまく配分するような制御を頻繁に行うようになります。

結果的に、実行中の各アプリケーションは自分の処理の割り当てがくるまで退避させられたりするので、人間から見て動作が重たく感じてくるわけです。

極端な話、CPUやメモリなどのリソースをたくさん使用するアプリケーションがインストールされていたり、
使わないアプリケーションがたくさん動いていたりすると、その分リソースが使用されるので、処理が重たくなるわけです。

■限られたスペックを有効に使う

今回のマイクロソフトの「Signature エディション」は「限られたスペックを有効に使う」という視点で発売されたものだと思います。

確かに、ユーザーのなかには、各社独自のアプリケーションが入っていても使わないっていうユーザーも多いと思います。もちろん、独自アプリケーションはユーザーの利便性を高めるためにインストールされているものもあるので、それが気に入っているというユーザーもいるはずです。

■利用スタイルに合わせて選択する

独自アプリケーションの有／無は、ユーザーの利用スタイルに合わせて選択すればよいのです。

「使わないアプリは要らない。とにかくもっとサクサク動かしたい。」ってユーザーは「Signature エディション」を選択すればよいですし、「今のスピードで充分。メーカーのアプリケーションも便利。」ってユーザーはメーカーオリジナルモデルを選択すればよいのです。

⇒マイクロソフトストア「Microsoft Signature エディション」
⇒Lenovo Web広告限定ストア

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私は、少し前に、Lenovo Miix 2 8 を購入しましたが、どちらかというと最初から入っているオマケ的なアプリは要らない派です。今回のマイクロソフトの「Signature エディション」は歓迎したいですね。

とはいっても、選択するための要素は、スペック、デザイン、価格などなどあるので、いずれにしても、どちらを選ぶかは、ユーザーの考え方次第だと思います。

んだんだ