ロケットもモバイル化?
イプシロンの打ち上げが成功しました。
今日14日午後2時、鹿児島県肝付(きもつき)町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。
イプシロンロケットは正常に飛行し、打ち上げ約61分39秒後に惑星分光観測衛星を分離したことが確認されたそうです。
惑星分光観測衛星とは小型科学衛星(愛称「ひさき(HISAKI)」)で、約2ヶ月間の初期運用後に本格的に観測や運用を開始するそうです。
そして、2014年にはハッブル宇宙望遠鏡やX線天文衛星「すざく」、ハワイの地上望遠鏡などと一緒に、それぞれの観測機器で木星を観測する予定だそうです。
まさに、ロマンですね。
一方、イプシロンロケットは高性能と低コストの両立を目指す新時代の固体燃料ロケットで、様々な技術革新と既存技術を融合させ、信頼性と性能の一層の向上を実現しているそうです。
さらに、組み立てや点検などの運用が効率的で、高頻度での打ち上げが可能な次世代の宇宙輸送システムだとのこと。
イプシロンロケットの最大の目的は『ロケットの打ち上げをもっと手軽なものにし、宇宙への敷居を下げよう』だそうです。
一般人の誰もが宇宙を身近に感じられるときが早く来ることを願いたいものです。
また、イプシロンロケットで特に注目したいのは、打ち上げシステムの革新で、「ロケットの知能化により搭載機器の点検をロケット自身が自律的に行う」という点です。
これにより、世界中のどこにいても、ネットワークにただノートパソコンを接続するだけでロケットの管制が可能で、モバイル管制と呼ばれるそうです。
ロケット管制システムでもモバイル化ですか・・・
下の画像は、今日の打ち上げ時の写真です。
ノートパソコンで、このロケットの管制を行う・・・
すばらしいですね!
近い将来、自分のパソコンや携帯端末で(もしかしたら音声のみで)身の回りの機器の制御が普通にできる時代がもうすぐ到来する予感がします。
んだんだ。
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