キリリと辛口の日本酒・想天坊
先日、新潟に住む娘に会いに行ったとき、新潟の地酒「想天坊」なるものを購入してきました。
新潟駅近くの酒屋さんから、より醸造させることで辛口に仕上げられた「外伝 想天坊 辛口純米酒」を勧めれました。
家に帰って、さっそく、冷で・・・
とはいっても、常温の状態です。
おすすめの召し上がり方をみると「冷やして」「常温で」「ぬる燗で」となっていましたが、暑い日でしたので、どうしても「冷や」で飲みたい・・・
- 冷蔵庫で冷やす → すぐには冷えない
- ボールに氷を入れ徳利ごと冷やす → これもすぐには冷えない
- 直接氷を入れる → 風味がなくなる
どうやって早く冷やそうか・・・
んだっ!
思い出しました。
あれがありました・・・
我が家の秘密兵器の登場です。
「チロリ」です。
「チロリ」は錫(すず)で作られています。錫は熱伝導率が高いため早く冷えるはずです。
早速、チロリに「外伝 想天坊 辛口純米酒」を注ぎ、ボールに氷を入れ、氷の中にチロリを投入、5分くらいまってからチロリをさわると・・・
ギンギンに冷たくなっていました。
思いのほか、早く冷えたようです。
チロリの中の冷酒をしずかにおちょこに注ぎ・・・「かんぱーい」!
一口飲んでみると、キレていますね。辛口です。
辛口とはいってもキリリとした飲み口です。
味わいは、スッキリした中にコクがあります。
つまみは「イカの塩辛」が合いそうです。
塩辛をつまみ、もう一口・・・。うまい!
至福のときを過ごしました。(結構飲んでしまいました・・・)
もともと、「チロリ」は燗酒が好きな人のアイテムで、錫は熱伝導率が高いため燗あがりが早い一方、保温性にも優れているため、我が家で「チロリ」が活躍するのはおもに冬でした。
それが、暑い日の大活躍です。このときは、本当に「んだんだ」でした。
ちなみに「チロリ」は材質が錫という特性上、錆びることがなく、手入れも簡単です。
水で洗い柔らかい布でふき取るだけの簡単な手入れです。
日本酒好きの方は、この機会に購入を考えてみてはいかがでしょうか?
これから、秋が深まっていく中で、日本酒も燗酒で楽しむ機会が増えていきそうですね。
んだんだ
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