【日本酒メモ】季節限定『雪洞貯蔵酒 緑』はマイルドで飲み口スッキリ！

新潟県魚沼に酒蔵を構えている緑川酒造。毎年6月から10月までの季節限定で販売している『雪洞貯蔵酒 緑』を飲んでみました。購入したのは、1か月前、いつもの「横山酒店」さんで購入しました。

■雪洞で貯蔵

『雪洞貯蔵酒 緑』は、出来上がった「生酒」を気温 0℃ の雪洞でゆっくりと熟成させた純米吟醸酒です。

当ブログで紹介した『純米吟醸 緑「生」』も雪洞貯蔵酒ですが名前のとおり「生酒」です。私がときどき「緑川」を購入させていただいている「横山酒店」さんの話によると、『雪洞貯蔵酒 緑』は『純米吟醸 緑「生」』に火入れし熟成させたお酒だと伺いました。

『純米吟醸 緑「生」』が若々しいフレッシュさが特徴ですが、『雪洞貯蔵酒 緑』は熟成させたマイルドが特徴といったところでしょうか。

『純米吟醸 緑「生」』についてはコチラの記事をご覧ください。
⇒【日本酒メモ】限定販売！純米吟醸 緑「生」

■感想

まず香りから・・・。
緑川は、一般的な日本酒の「ツン」とした香りは、まず無いといって良いです。
緑川酒造で作られたの本酒は、すべての銘柄で「コメできたお酒かな」と思わせる淡い香りを感じさせてくれます。この『雪洞貯蔵酒 緑』は、淡い香りを少し濃くした芳醇な香りで熟成させた感が伝わってきます。
ちなみに『雪洞貯蔵酒 緑』の色は無色透明です。

飲み口はスッキリしています。口に含ませると・・・まずフレッシュ感がきて、次に熟成された旨みが伝わってきます。
旨いですね(^_^)

『純米吟醸 緑「生」』独特のフレッシュさを残しつつも、熟成させた分マイルドになって旨みが増した感じです。
『雪洞貯蔵酒 緑』は、フレッシュなお酒のカドが少しとれて、その分旨みが増したような味わいです。それでいて飲み口はスッキリ！まさに絶妙な香りと味わいです。
真夏の暑い季節はフレッシュさを感じながらグイグイいけそうですし、涼しくなって秋を迎えるころに飲むとフレッシュさを感じつつも旨みと味わいも楽しめそうなお酒です。夏から秋にかけて、楽しみ方を変えて飲めるお酒だと思いますね。

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私の日本酒の楽しみ方は、まず香りを楽しんで、次に口に含んで味わいを楽しんで飲んでいますが、緑川の日本酒は、「香り」と「味わい」がマッチしています。
「香り」を楽しみながら、「味わい」を想像し、口に含んだ後、期待通り（予想通り）の味わいが楽しめると思わずニンマリしてしまいます。
そこが、私が緑川が好きな理由のひとつだと思います。

今回飲んでみた『雪洞貯蔵酒 緑』は、火入れする前の生酒『純米吟醸 緑「生」』とぜひ飲み比べてみたいお酒です。

んだんだ