忘年会と新年会シーズンの二日酔い対策は考えていますか
11月も半ばに入り、間もなく忘年会のシーズンを迎えます。
忘年会シーズンを皮切りに、年末年始の行事も目白押し、何かとお酒を飲む機会が多くなります。
飲みすぎて二日酔い・・・なんてことは避けたいのは山々なんですが、ついついお酒が進んでしまう。
まさに、酒飲みのサガだと思います。
■二日酔いになるメカニズム
お酒を飲むことにより、アルコール分は肝臓に運ばれ、アルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドという物質に分解されます。
アセトアルデヒドは、アルデヒド脱水素酵素により酢酸に変わり、酢酸は血液に乗って肝臓を離れ、体内を巡って水と炭酸ガスに分解され、尿や汗などになって体外へ排出されます。
このアセトアルデヒドには毒性があるので、これが分解されずに残っていると、頭痛やめまい、吐き気といった二日酔いの症状をもたらします。
つまりは、二日酔いになる原因は、アセトアルデヒドの分解スピードを超えるペースで飲酒を続けている ということになります。
ひとことで「飲みすぎ!」となるのです。
家内によく言われます(苦笑)
■肝機能を阻害する過酸化脂質
同時に、アルコールは肝臓に これまた有害な過酸化脂質を増やします。
過酸化脂質とは、コレステロールや中性脂肪といった脂質が活性酸素によって酸化したものです。悪玉コレステロールとも言われています。
過酸化脂質は肝臓の働きを阻害する物質です。
肝臓の働きが弱くなるということは、さきほどのアルコール分解もスムーズに機能しなくなるということで、飲酒により、ますます肝臓に負担がかかり、二日酔いになりやすくなってしまいます。
■しじみのパワー
しじみを含む貝類には、タウリンを多く含んでいます。
アルコールは肝臓に有害な過酸化脂質を増やしますが、タウリンはその過酸化脂質の生成を抑えてくれます。
これからの季節、何かとお酒を飲む機会が増えてきます。
少しでも肝臓をいたわり、二日酔いになりにくくするために、しじみのパワーを借りてみるのも良いかと思います。
スポンサーリンク
肝臓が弱っていると身体にだるさを感じますが、肝臓が元気だと心身ともにハツラツになります。
忘年会・新年会と続く宴会シーズン、飲みすぎには注意し、元気に乗り切りましょう!
んだんだ
関連記事
-
【日本酒メモ】限定販売!純米吟醸 緑「生」
暑い季節には冷酒でグイッと行くと思わず微笑んでしまいます。特に、暑い季節にピッタリな・・・
-
【日本酒メモ】季節限定『ゆららか 緑川 生』飲みやすく旨みシッカリあと味スッキリとしたにごり酒
緑川酒造の季節限定品の一つ『ゆららか 緑川 生』は、緑川のなかでは珍しい「にごり酒」・・・
-
【日本酒メモ】緑川『本醸』は端麗だけどシッカリとした呑み口でした!
緑川酒造は新潟県魚沼市に酒蔵を構えています。 緑川『本醸』は、その緑川酒造から販売・・・
-
【日本酒メモ】純米吟醸酒を熟成させた古緑川
我が家で定番の日本酒『緑川』のなかでも、お気に入りのひとつ(アバウトでは全部がお気に・・・
-
家庭でも簡単にできる美味しいお燗のつけ方
秋が深まってくると、我が家では燗酒を楽しみます。 てっとり早く日本酒を温める方法と・・・
-
【日本酒メモ】季節限定『雪洞貯蔵酒 緑』はマイルドで飲み口スッキリ!
新潟県魚沼に酒蔵を構えている緑川酒造。毎年6月から10月までの季節限定で販売している・・・
-
雪の降る寒い日は酒器だるまで燗酒を飲むのもオツなものです
最近、ほんとうに寒いですね。 雪の便りもチラホラ聞かれるようになり・・・
-
【日本酒メモ】飲んでみました!『大吟醸 緑川』
新潟の地酒「緑川」にはまってから一度は飲んでみたかった『大吟醸 緑川』! 先日、や・・・
-
新潟日本酒緑川ラインナップの一部を紹介します
以前の記事『端麗辛口の新潟日本酒「緑川」と店主の人柄に惹かれる「横山酒店」を紹介しま・・・
-
キリリと辛口の日本酒・想天坊
先日、新潟に住む娘に会いに行ったとき、新潟の地酒「想天坊」なるものを購入してきました・・・